神坐湖町
- Lake Kamukura Town -
神坐湖町はその面積のほとんどを神坐湖という湖に占有されている田舎町です。
神坐湖は周囲約 20km で水深 400m 以上、日本一深い湖で、東北地方にあります。
人口減少に悩む地方の町々にあって、この神坐湖町は数少ない人口が増えている田舎町です。
その一番の理由が、神坐学園です。
「神坐湖町の半分くらいは神坐湖なの!」
「ほとんどが湖だなんて……固定資産税が少ない町なんだね」
「あのね……」
神坐学園
- Kamukura Gakuen -
幼稚園から大学までをそろえる一貫校で、有名な先生や有名研究機関、企業の研究所などを招き、近代的な町に生まれ変わろうとしています。
「私たちも神坐学園に通ってるんだよね、みっちゃん」
「うん、迷子になるくらい大きな学校だよ」
神坐(かむくら)という名前
神坐湖の神坐はアイヌ語の「カントコトロ」という言葉が元になっていると言われています。
カントコトロは「頂上の水面」という意味で、おそらく山に囲まれた高地にある湖ということで、このような名前がついたと推測されます。
この「カントコトロ」が「カントコロ」や「カントコト」などになまって、「カンドコロ」→「神処」で神の坐す場所となり、「神坐」となったのではないかと言われています。
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