かなえ Hシーン2

【かなえ】
「はぁ……ダメ、なのに……こんなこと……。
んっ…………はあぁ……お、おにい、ちゃん……っ……」

【修悟】
「っ!!」

【修悟】
「(い、今……俺のことを……。
まさか、俺のことを考えながらしてるのか……?)」

【かなえ】
「はぁ……んっ、おにい、ちゃん……お兄ちゃん……っ。
……んぅぅ……はあ……」

【修悟】
「(また俺のこと……)」

かなえが俺を脳内に描きながらオナニーをしている……。

自分にダメだと言い聞かせながら、
ということは、罪悪感を覚えている……ということか。

【修悟】
「(やめるなら今しかないって、かなえも思ってるのかも)」

いまだ手の動きがゆっくりなのは、そのせいか。

【かなえ】
「んんっ……はあ……はあ……お兄ちゃんっ……。
んっ、あ……っ……んっ……」

【修悟】
「(…………ゴクリ)」

かなえの手が止まらないのと同じように、
俺も目をそらすことができなくなっていた。

見ちゃいけない、今なら引き返せる。
そうは思っても、心臓は痛いほどに高鳴っていく。